7月26日(土)ハートフルスクエアG(岐阜市)において、「子ども平和新聞」を開催し、小学5年生から中学1年生までのお子さん6名が参加しました。
被爆・戦後80年の年に、子どもたちが平和について学び、学んだことを新聞にして伝える取り組みにチャレンジしました。
新聞の作り方は岐阜新聞社の井上吉博さん、大成朋広さんに教えていただきました。はじめに新聞をつくるために大切なことや、取材の仕方などを教えていただきました。新聞はつくって終わりではなく、伝えることが大事だということを教わりました。
平和の取材として、岐阜県原爆被害者の会の木戸季市さんから長崎で被爆したときのことや、どのようない思いでこれまで歩んでこられたのか等のお話をお聞きしました。お聴きしたことを新聞づくりに反映できるよう、メモを取りながらお聴きました。
平和資料館友の会の魚次龍雄さんから岐阜空襲についてお話を伺ったあと、平和資料室を見学しました。空襲による火災で溶けてしまったと思われるガラスの破片や壊れてしまった置物の展示を見たり、兵隊の方が持っておられたお弁当箱やヘルメットを手にとったりしました。「本当だったらこれらは持ち主のところにあるはずなのに…」と悲しそうに話してくれました。
木戸さんのお話しや資料室の見学を通じて取材を行ったあと、新聞づくりに挑戦しました。
タイトルのつけ方や見出しのつけ方、文章の書き方など、岐阜新聞の井上さん、大成さんに教えていただきながら作成しました。
それぞれ印象にのこったこと、他の人に伝えたかったことを文章にし、グループでつなぎ合わせて新聞が出来上がりました。
新聞を通じて、平和の大切さを多くの方に伝えていきます。
参加者からは、「自分の言葉で思ったこと、感じたことを書くことはすごく自分のためになった」「取材して戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて感じることができた」「想像でしかなかった戦争の世界が身近に思えた」等の感想がありました。
つくった新聞はコープぎふで行う平和の企画で展示します。
新聞はこちらからご覧いただけます。
【Aグループ新聞】【Bグループ新聞】
コープぎふではこれからも平和の取り組みを継続してすすめます。