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平和の取り組み

コープぎふは、1951年の日本生協連の創立宣言「平和とよりよい生活のために」を大切に、「台所から平和を!」をスローガンにかかげ、様々な取り組みを継続しています。

ぎふ折り鶴平和行進の記念写真
2023年ぎふ折り鶴平和行進

コープぎふ平和憲章

コープぎふは、皆が同じ思いで平和の取り組みに関わっていけるように「コープぎふ平和憲章」をつくりました。組合員の皆さんから寄せられた平和のメッセージをもとに、組合員さんで構成する平和憲章実行委員会で検討を重ね、第17回コープぎふ通常総代会で特別アピールをし、採択されました。

コープぎふ平和憲章

コープぎふは「笑顔あふれる協同のくらし」を理念とし、すべての事業・活動を行っています。平和の取り組みは、1980年代初めよりピースウォーク、ヒロシマ・ナガサキ行動への参加をはじめ、戦争体験聞き書き集の作成、少年少女ヒロシマの旅、沖縄戦跡めぐりなどで進めてきました。戦後・被ばく70年を迎える今、戦争体験を語れる方々が高齢になられています。
あらためて平和の大切さを伝えるため、「一人ひとりの思いを尊重し平和の取り組みに関わっていけるよう」、そして「平和の重みを自分の言葉で語り継いでいけるよう」、平和憲章を定めます。

私たちは「台所から平和を!」を願い、命を守る平和の活動を進めます。
一.私たちは、一人ひとりの命を大切にします。
一.私たちは、子どもたちの笑顔を守ります。
一.私たちは、笑顔で食事ができるくらしを大切にします。
一.私たちは、お互いを認め合い助けあう心を大切にします。
一.私たちは、戦争の歴史を振り返り、真実を学んで伝えていきます。
一.私たちは、ヒロシマ・ナガサキを忘れず、核兵器廃絶を願います。

この平和憲章のもと、一人ひとりが考え、行動へつなげていきます。

2015年6月16日 生活協同組合コープぎふ

コープぎふ平和憲章~私たち組合員の平和を願う気持ちから出たことば~

動画にてご覧いただけます

コープぎふ平和憲章動画 Youtbueへ

小さな一歩、いろんなカタチで!

一人ひとりができる平和の取り組みを呼びかけています。
平和を願って何かやってみるというのが「ピースアクション」です。みんなの小さな1歩で、平和へのあと押しをしましょう。

平和メッセージや平和を感じる瞬間の写真を募集しました

2023年度に寄せられたメッセージと写真を紹介します。

ロシアによるウクライナ進攻が激化する日々、明るい気持ちになれるようなリースを造ってみました。
今は3才になる猫が初めて我が家にやってきた日の写真です。
そのときウクライナには平和があった。
(ペンネーム せつこさん)

朝早く起きる1歳の息子。7時過ぎから公園に行くのが日課です。ある日、小さい子用の滑り台で遊んでいると、登校前の小学生の子が「かわいいねぇ」と近寄ってきました。そして毎日遊んでくれるように。優しいお兄ちゃんたちに遊んでもらえて嬉しそうな息子と、素直に楽しそうにしてくれる小学生の子たちの様子が微笑ましいです。朝早くの公園で、鳥の声と子どもたちの声だけが聞こえているあの空間が平和だなあと感じます。どうか、この子たちが大人になる未来も子どもたちが優しさと素直さを発揮できる世の中でありますように。
(ペンネーム ちびままさん)

父子家庭で育った私は、父方の祖母と二人で、夕飯を一緒に食べる機会が多かった。祖母は、太平洋戦争を生き延びた女性である。まだ私が幼かった頃、お茶碗にご飯粒を残したまま「ごちそうさま」と言い、席を立つと、普段は穏やかな祖母が、怒った。「あの頃、白飯は貴重だったんだよ!」「ご、ごめんなさい…」普段、祖母から戦時中の話は、よく聴いていた。教科書には載っていない庶民の実生活も含め、貧しい生活を乗り切る知恵、空襲警報からの避難、ご近所との助け合い… 幼心に、「戦争はこわい、やっちゃいけない、ぼうりょくではなにもかいけつしない」いつしか、そんな思いが芽生えていた。
時が経ち、私も小学校一年生になった。一番驚いたのは、給食後、お茶碗にご飯粒をくっつけたまま、食器を片づける児童たちだ。私は心の中で、祖母の言葉を思い出した。『白飯は貴重だった』…でも…私は、ちゃんと完食した。そう、私は私。他人は他人。注意したい気持ちをぐっと抑えて、笑顔で「今日の給食も美味しかったね!」と級友とお喋りを始めた。  さらに時が経ち、めでたく結婚し、2人での生活が始まった。テーブルからシンクまでは、私の席の方が近い。テーブル上を片付けるため、夫が、茶碗を差し出した。「かんなちゃん、ごちそうさま」「ご飯粒は全て食べてください。戦時中、白飯は貴重で、庶民は飢えていたんですよ」「…ごめん、申し訳ない。全部食べる」 きっと家族が増えたら、私は同じ言葉を繰り返し伝えるのだろう。いずれ祖母に逢えなくなっても、私が微力ながら、戦争の言い伝えを知ってもらう役割を担えたらいいなと思う。私を可愛がってくれた、祖母の想いを引き継ぐことしか出来ないけれど…
「おばあちゃん! たくさんの話を聴かせてくれて、ありがとう」
(ペンネーム 霜月かんなさん)

平和の象徴「折り鶴」を折りましょう
折り鶴お手伝いキッズの写真 配達時や店舗サービスカウンターにて平和の折り鶴を通年お預かりしています。 鶴を折るお手伝いをしてくれる「折り鶴お手伝いキッズ」を募集しました。25羽または50羽の折り鶴を折り、糸通しをしていただきました。 皆さまからお預かりした折り鶴を広島市と長崎市に手向けています。
平和行進
平和行進の様子

「台所から平和を」を掲げ、一人ひとりが平和を求める心を大切にし、取り組みをすすめてきました。「ぎふ折り鶴平和行進」では、1歩でも2歩でも歩きましょうと訴えています。平和行進の期間中は、「黄色のグッズ」を身につけて平和の気持ちを表しましょうと呼びかけています。

ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ
広島での記念写真

被爆地ヒロシマ・ナガサキを訪れ、平和について考え、体感します。「原爆祈念資料館」の見学や、碑めぐり、日本生協連主催の「虹の広場」への参加のほか、「平和祈念式典」への参加も予定しております。戦争体験の風化が叫ばれる今日、改めて被爆地で、戦争について、平和について考え、体験できる場です。

戦争体験聞き書き
戦争体験聞き書き集

戦争を体験された方々の高齢化が進むなか、再び戦争を起こさない、体験を風化させないために、戦争体験をされた方から当時の様子を伺い、そのお話を文字にすることで平和に対する新たな発見、そして自分自身の思いを見つけるという目的で「戦争体験聞き書き」をピースアクションの一環として2005年から取り組んでいます。
作文は毎年募集をし、文集として発行しています。「戦争体験聞き書き集」は岐阜県立図書館をはじめ、主な市町村立図書館に第1集から、第18集を置いていますので、広く県民の皆さんに閲覧していただけます。

聞き書き作文は随時募集しています。
【募集テーマ】
  1. 戦争体験聞き書き
    戦争および戦時下のくらし、終戦直後の動乱期のくらしを体験された方より、その当時の様子をうかがい文章にしたものを募集します。
  2. 私の平和への想い
    次世代の主人公である子どもたち(小中学生)の「平和への想い」を募集します。
  3. 戦争体験談
    戦争および戦時下のくらし、終戦直後の動乱期のくらしを体験された方の体験談を募集します。

※ご自身で書かれるのが困難な方は、上記の内容をお話ししていただければ、こちらで文章にいたします。 ※2024年9月30日までにいただいた作文については第19集に掲載します。

第1集から第18集を販売しています。購入を希望される方は下記までご連絡ください。
一部はコピーでのお渡しになる場合もありますのでご了承下さい。
応募・問い合わせ先:機関運営・くらしの活動部
TEL 058-370-6873

平和カンパ

さまざまな平和の取り組みを行う上で、組合員の皆さんからの平和カンパが重要になります。ピースアクションinヒロシマ・ナガサキの費用補助、戦争体験聞き書き集の発行、各地の平和活動の応援などに、平和カンパを使用しています。

通年で「平和カンパ」を受け付けています

グループ、宅配、ステーションをご利用の方は、OCR注文用紙に注文番号と数量(口数)をご記入ください。電話注文センターでも受け付けています。
eフレンズでご注文の方は、「注文番号で注文」の画面から注文番号と数量(口数)をご入力ください。

平和カンパ注文番号39541口50円希望の口数を記入ください。
注文番号39831口100円希望の口数を記入ください。
注文番号39551口500円希望の口数を記入ください。
注文番号39841口1,000円希望の口数を記入ください。

※店舗をご利用の方は、各店舗に募金箱が設置してありますので、ご協力をお願いします。

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生活協同組合コープぎふ

〒509-0197
岐阜県各務原市鵜沼各務原町 1丁目4番地の1
電話:058-370-6888
組合員・加入窓口:0120-706-887(コープベル)
電話注文センター:0120-502-017
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