6月22日~23日に、コープおきなわが主催する「ファミリーピースウォーク」と「戦跡・基地学習バスツアー」に役職員8名で参加しました。
22日の「戦跡・基地学習バスツアー」では、沖縄県連東江専務のガイドのもと、嘉数高台公園、辺野古テント村、瀬嵩の浜を巡りました。
嘉数高台公園からは、米軍が最初に上陸した北谷や読谷の海岸や普天間飛行場、沖縄国際大学などを一望でき、沖縄戦や基地問題の現状について理解を深めることができました。
また、瀬嵩の浜からは、辺野古新基地建設の様子を見学し、沖縄が抱える基地問題についてお話を聞きました。
沖縄慰霊の日である23日には、総勢244名が参加した「ファミリーピースウォーク」に参加しました。県外の生協からの参加もあり、平和への思いを共有する貴重な機会となりました。
平和創造の森公園では「始めのつどい」が行われ、人形劇や大型絵本を通じて、子どもたちにもわかりやすく沖縄戦の歴史が語られました。
その後、約3kmのウォーキングがスタート。
道中では「山城本部壕」や「魂魄の塔」に立ち寄り、平和への祈りを込めて歩きました。
「終わりのつどい」では、日生協総会で採択された「2025年 わたしたちの平和宣言」が親子で読み上げられる場面もあり、参加した子どもからは「楽しかったけど悲しかった」との感想も聞かれました。
ピースウォーク終了後には、沖縄県平和記念資料館と平和の礎を訪問しました。
資料館では、沖縄戦の経緯や住民の視点から見た戦争の実態、戦後の復興の歩みなどが展示されており、平和の大切さを改めて実感しました。
平和の礎では、国籍や軍人・民間人を問わず、沖縄戦で命を落とした約20万人の名前が刻まれており、深い祈りの気持ちを込めて手を合わせました。
子どもたちとともに歩いたピースウォークは、未来への希望を感じるひとときでした。平和の願いを次の世代へとつなげていけるよう、コープぎふはこれからも平和活動を続けていきます。