組合員としては初めて受け入れて下さったとお聞きして、とまと姫のメンバーは感激しました。
玄関や見学ルートは広々としていて、とても綺麗に掃除をされていました。(お掃除ロボットを見つけました!)
担当の方の案内で、もやしの洗浄・根取り・計量・包装の流れを見学しました。
最初にパネルで説明を受けたのですが、SDGsに貢献するエコフィードシステムによって野菜(豆の皮やひげ根、カット野菜から出る切れ端)から排出される食品残渣が直接飲料や飼料として牛や豚に届くシステムがあり、養老生産センターが初めての取り組みだそうです。
もやしの1日の生産量は80トン。男性職員さんの背丈よりも大きな入れ物におよそ1トンのもやしが入っていました。その箱からもやしが落ちていきます。「お~っ」という声がもれました。
振動を与えてもやしが少しずつレーンに流れていきます。洗浄して流れていくうちに豆殻が落ち、根も切れていきます。計量のところになるともやしは白くきれいになっています。
工場には人があまり居なかったです。計量、袋詰め、箱詰めまで機械で自動運転されています。袋詰めの時に重さが不足したり、袋を綴じる時にもやしが挟まったりすると、レーンからはじかれます。
工場見学の後に会議室でもやしについて詳しく教えて頂きました。
もやしの種類
①緑豆(りょくとう)もやし:一番食べられている
②大豆もやし:大豆がついており栄養的にも優れている。
③黒豆もやし:細もやしとも呼ばれている。
もやしの保存方法
野菜室ではなく冷蔵庫で保存。チルドならなおベスト。もやしは呼吸している。
緑豆もやしの紙袋の秘密
宅配では中身が見えないことがデメリットにならない。
紙フィルム:内側に薄いPP、外側に紙なのでもやしがある程度呼吸し、品質が保たれる。
生協の緑豆もやしの特徴
①有機栽培種子使用
②根を60%以上カット
③もやしの日持ちがよくなる紙袋を使用
予定時間を超えてしまっても丁寧に教えて頂いてありがとうございました。
参加した感想です
「有機JAS認証の「もやし」「スプラウト」の生産・販売はサラダコスモが日本初!を知って良かった」
「カット野菜を買ったことが無かったけど、炒め物用やサラダ用の便利な商品がある事を知って良かった。」
「食品残渣を無駄なく活用されていたり、生協へは箱ではなくコンテナで出荷しているのでエコだと思った。」
「もやしの底力を知った。下の豆からでも発芽をしてどんどん上のもやしを上げていく力はすごいと思った。」
「“子大豆もやし 芽ぐみ”が電子レンジで調理出来ることを知った。生協での企画が少ないのでもう少し回数を多くして頂けるようにリクエストをしたい。機能性表示食品で「高めの血圧を下げる」が気になった。」
玄関ホール
お掃除ロボットで常にきれいな状態に
もやしができるまでを説明していただきました
工場見学ルート
もやしの洗浄
1トンのもやしを洗浄します
集合写真