神戸町で行なわれた総代会議の午後に、防災の学習会を開催しました。
講師はこの間いろんな地域でお世話になっている、大垣市在住の防災士渡辺さんです。
「最近の災害のこと」「食糧備蓄(行政と個人)」「トイレ事情」「身のまわりのものを使う知恵(トイレ、ベッド)」などのお話をお聞きしました。
備蓄食料は価格が高かったり、普段食べなれていないものもあります。「特別に用意しなくても、普段食べなれているものを多めに備蓄して、それを食べながら補充していけば良いですよ。」「コーヒーとか飴とか羊羹とか、自分の好きなものも備蓄しておいて、被災した時にそれを食べると、元気も出てきます。」なるほど!
備蓄品は普段使いのものを
バケツと新聞紙とかぶるものでトイレの代わりに
ダンボールのベッドを作ってみました。普通のダンボールでも組み合わせると、人が乗れるほどの強さになります。床が冷たくて固い避難所などでベッドや椅子の代わりになります。
できあがっものを並べて、職員が寝転がってみました。「しっかりしてるね~。これいいわ~。」
<参加された方の感想>
・具体例を混じえてのお話、とても分かりやすかった。これなら家にある!すぐに準備しよう!という物が多くて参考になった。
・災害時に「ホッと」出来る 食べ慣れた「いつもの物」が心に大切な事が分かった。
・冷蔵庫の中身も大事な食料。倒れてしまいドアが開かなくならないよう、固定が大事。固定したいと思う。
「私がこんな目に遭うとは思いませんでした。」今年、豪雨や地震、停電などのニュースで、たくさんの人から聞いた言葉です。この方々は、「備え」をしておられたのだろうか・・・と、そのたびに思いました。