北海道野付漁業協同組合の皆さんにお越しいただいて、各務原支所で浜の母さん料理教室が開催されました。参加されたのは野付漁協4名、北海道漁連2名、東海コープ2名のみなさんと、コープぎふ組合員15名・役職員5名の総勢28名です。
野付漁協では、野付産秋鮭切身や野付産いくら醤油漬け、野付産ほたて貝柱、野付産秋鮭フレークなどが生産されています。そしてその海産物を生み出す豊かな海を守るために、植樹などの森づくり活動が行なわれています。コープぎふは、岐阜地区市民生協時代の1985年から「野付秋鮭」の扱いを開始し、東海コープグループとして2010年から「東海コープの森づくり 植樹」に参加しています。
野付漁協の方から野付の紹介と、北海道漁連の方からともに進める森づくり活動の報告がありました。
本日のメニューは、ほたてごはん、鮭の親子丼、さけのあら汁、ミニちゃんちゃん焼き、ほたてフライ、ほたてのお刺身、北海しまえび、いくらの醤油漬けです。
早速、鮭を使ったちゃんちゃん焼きの調理開始です。鮭とやさいと味噌を混ぜてホイルで巻き、ホットプレートで焼きました。また、ほたてのおいしい切り方や北海しまえびの上手な皮のむき方も教えていただきました。
出来上がった料理をいただきながら、野付の水産物のお話や現地のくらしの様子をお聞きしました。私たちが普段いただいている商品を食べながら、その生産者の皆さんとお話をした時間は、商品も人も身近に感じられる生協ならではのつながりが感じられるひと時でした。
<参加された方の感想>
・遠くからたくさんの方が来ていただき、それだけで感動でした。魚を捕りながら海や森の保全を行い、天候や災害で収入が大きく変わる。漁師さんのご苦労に頭が下がる思いです。
・浜さん(婦人会)に一度会ってみたいと思い6年目にして初めて実現しました。野付の普段のくらしもおしゃべり出来て、生協らしいと思いました。ほたて、商品案内ではわからず初めて良さがわかりました。切り方や料理レシピが知れて良かったです。地域で知りあいにも野付の良さを伝えます。
・どれもおいしくて、とても幸せな食事でした。この海の幸を未来の子どもたちにも食べる事ができる様、海や川や山を守り、育てる。はぐくむ漁業も大切だと知りました。