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お知らせ

祝ノーベル平和賞受賞「平和について考えるつどい 岐阜」が開催されました。

更新日:2025-01-14

2025年1月12日(日)・13日(月)円徳寺会館(岐阜市神田町)にて、被爆者の願いを継承する岐阜県民の会が主催する「平和について考えるつどい 岐阜」が開催されました。昨年12月に日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞したことをお祝いするとともに、より多くの人が平和について考え合うことを目的に開催され、両日合わせて約190名の方が参加されました。

当日は、平和の歌コンサートや2010年に行われた国連原爆パネル展で展示されたパネルが設置されたほか、ノーベル平和賞の授賞式に参加された、日本被団協事務局長の木戸季市さんと長女の堀浩子さんから授賞式の報告をしていただきました。

日本原水爆被害者団体協議会 事務局長 木戸季市さん

授賞式が行われたノルウェーの首都オスロでの様子について、「オスロの街全体が『おめでとう』『被団協の皆さんよくおいでになりました』といった雰囲気で、どこに行っても温かく、我が家にいるような感覚で居心地がよかった。街全体が私たちを祝福してくれました」と木戸さん。会場だけでなく役場や街並みの中にも被団協のノーベル平和賞受賞を祝う垂れ幕があり、どこに行っても歓迎ムードだったと教えていただきました。

一緒に授賞式に参加された堀浩子さんは、「子どもの頃からよく戦争や父の被爆についての話を聞いて、怖いな、嫌だなと思うこともありました。今でもその気持ちがないわけではありませんが、今回父がいろんな人から『先生、よかったね』と言われる姿を見て、すごい活動をしているんだとあらためて感じました。今すぐは難しくても、いつか必ず父の経験を伝えていけるようになりたいと思ってオスロから帰ってきました」と語ってくださいました。

午後からは「被爆者の証言」として、12日には4名の方に、13日には2名の方に登壇いただき、被爆直後の街の状況やその後の人生について、家族、親しい人のことについてなどを語っていただきました。証言いただいた方々のリアルなお話に参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

 

コープぎふはこれからも被爆者の願いを継承する岐阜県民の会と一緒に、平和にかかわる取り組みを続けていきます。

生活協同組合コープぎふ

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