お知らせ

８月８日（木）、新飛騨支所の開所式を行いました。

２０２３年１１月に着工してから約９か月、関係者の皆さま、地域の皆さまのご協力のもと無事に工事が終了し、開所式を迎えることができました。

開所式には、行政の皆さま、地域の皆さま、工事関係者の皆さま、お取引先の皆さま、東海の３生協代表の皆さま等、多くの方にご臨席いただき、執り行うことができました。

開催にあたり、根崎理事長から「飛騨をはじめ、岐阜県全域でコープぎふを頼りにしてくださる皆さまを誰一人取り残すことなく、少子高齢化、人口減少が進む中でも、いつまでも幸せに住み続けられる地域社会づくりを皆さんとご一緒につくるために、事業活動を力強く継続できる環境づくりの一環として商品配達の拠点となる支所の再配置を進めてきました。この新飛騨支所はそのスタートとしています。高山市、飛騨市、白川村の拠点として、役割を発揮していきたいと思っています。」と挨拶しました。

また来賓の皆さまより、お祝いのお言葉をいただきました。

森下町獅子舞保存会の皆さまには獅子舞を披露いただき、開所式に華を添えていただきました。

ご来賓の皆さまには施設のご説明をさせていただきました。プラットホームはトラック接車数最大２６台、倉庫スペースはこれまでの建物の１．５倍となり、安全で働きやすい環境となりました。また冬の積雪に対応するため、倉庫の軒の長さをトラック全体が収まるよう７メートルにしました。

だれでも支所を利用しやすいよう、駐車場には車いす専用スペースを設け、玄関横にはスロープを設置しました。トイレはジェンダーレス、車いすなどを考慮し、どなたでも使いやすいよう「だれでもトイレ」を設置しました。

環境への配慮として、自家消費型の太陽光発電設備を設置しました。太陽光発電以外の電力需要はＣＯ２フリー電力で賄います。またドライアイス使用を減らすため、蓄冷冷凍庫を設置しました。

町内会様からの要望をいただき、敷地内に地域のごみステーション（置き場）を設置しました。

第２部では飛騨生協時代からの３５年の歴史をスライドで紹介しました。

飛騨エリアの東共美理事より、「これから様々な会議やイベントなどの開催時には、組合員や地域の皆さんにも足を運んでいただきやすくなったと思います。飛騨支所がますます笑顔あふれる場所となるよう、大切に使わせていただきましょう」と挨拶しました。

最後に、小屋博一飛騨支所長より「伝統というものはただ継承するものではなく、新たな思考を持って構築していくもの。今日、この日をあらたな伝統の出発点とし、より一層地域の皆さまのお役に立てるよう、感謝と敬意、礼節を尊い、誠を尽くして、飛騨支所職員４６名、おたがいさまひだ、ひだエリア委員会、就労支援が一丸となり、とびっきりの笑顔あふれる協同のくらしの実現にむけて頑張ることを宣言し、私の決意表明とさせていただきます。」とあいさつし、閉会となりました。

新飛騨支所は高山市、飛騨市、白川村の皆さまに商品をお届けする拠点となります。これから先も誰一人取り残すことなく、誰もが住み慣れた地域で幸せにくらせるように、行政、地域の皆さま、お取引先の皆さまと連携し、この地に飛騨支所があってよかったと思っていただけるよう努力してまいります。

このあと８月１９日（月）から新飛騨支所稼働、８月３１日（土）に組合員、地域の皆さまへのお披露目会を行います。