10月28日(土)に、わかくさ・プラザ(関市)において「コープぎふおとなの健康大学セミナー」を開催し、124名が参加しました。講師には、おくむらメモリークリニック(岐南町)院長の奥村歩先生と株式会社サンライトミー 代表取締役の岩木博美先生をお招きしました。
第一部では、「40歳でも早くない認知症予防~スマホ脳と睡眠負債の改善法~」と題して奥村先生に講演を行っていただきました。
生活の必需品とも言えるスマートフォン。便利ではあるものの使い方によっては、若いうちから認知症につながるリスクにもなるとのことで、奥村先生のもとに実際に来院した患者さんの例を見ながら、スマホとの付き合い方や、認知症予防に効果的な良質な睡眠のとり方について教えていただきました。
第二部からは、「オトナの不調を整える頑張らない運動術」と題して、岩木先生にご指導いただきました。
体のどこかに痛みがあるとどうしても運動を避けてしまいますが、できるだけ早く、簡単で痛くない程度の動きを続けることが大事であると教えていただきました。ボールを使った運動や座ってもできる運動を教えていただくと、参加者からは「これくらいならできそう」「肩が軽くなった気がする」と声があがりました。
会場にはコープ宅配やコープ共済、減塩商品コーナーなどコープぎふの事業紹介や、野菜の摂取量を数値化するベジチェックなど健康に関する様々なコーナーを設けました。ベジチェックには約100名の方に体験いただき、高数値が出ると「毎日野菜食べててよかった~!」と歓喜の声があがるなど盛り上がりました。
また、岐阜県と関市による「食育SATシステム」体験コーナーでは、並べられた食品サンプルから、日頃の食生活でよく食べる食品を選んでいただき、塩分やタンパク質摂取量等、栄養バランスがわかるという体験を約60名の方に体験していただきました。
参加者からは、「なにか困った時にとりあえずコープぎふに相談すればなんとかしてくれることがわかってよかった」「良い睡眠のために運動も食事も気を付けます」等の感想が寄せられました。
コープぎふおとなの健康大学は、運動、食生活、生活習慣の面で大人の健康づくりを応援する取り組みをおこなっています。
2024年度もこの取り組みを継続し、だれもがいつまでも健康でイキイキと暮らせることを目指します。