12月7日(水)、みんなの森岐阜メディアコスモス(岐阜市)において、「コープぎふおとなの健康大学」岐阜セミナーを開催し、86名が参加しました。
講師には岐南町にあるおくむらメモリークリニック院長の奥村歩先生をお招きし「ボケない技術(テク)~もの忘れ外来の現場から~」と題して講演を行っていただきました。
セミナーでは、記憶の仕組みや認知症の要因、もの忘れと認知症の見分け方、認知症の予防等についてお話いただきました。
質疑応答では「最近もの忘れが多くなって心配だが病院で受診したほうがよいか」「コロナ禍で認知症が進んだということだが、改善することはあるのか」等、たくさんの質問が寄せられました。
またみんなのギャラリーでは健康に関する体験企画や展示、事業のお知らせを行いました。
岐阜県健康福祉部保健医療課による「食育SATシステム」体験コーナーでは、並べられた食品サンプルから、前日に食べた夕食等、日頃の食生活でよく食べる食品を選んでトレーに乗せていただき、機械に置くだけで塩分やタンパク質摂取量等、栄養バランスがわかるという体験をいただきました。
岐阜市保健所からはフレイル予防の啓発として冊子の配布やレシピの紹介を行っていただきました。
またてのひらを機械にかざすだけで野菜の摂取量がわかるベジチェックのコーナーには、多くの方に参加いただきました。
コープぎふおとなの健康大学は、主に50歳以上の中高年の方を対象に、運動、食生活、生活習慣の面で健康づくりを応援する取り組みをおこなっています。
2023年度もこの取り組みを継続し、だれもがいつまでも健康でイキイキと暮らせることを目指します。