9月3日(木)コープぎふ岐阜西支所にて、山県市社会福祉協議会様とコープぎふの食品無償提供締結式及び引渡し式を行いました。
コープぎふ岐阜西支所には、ご注文後止むを得ない理由でキャンセルされ、引き取る商品が毎日数点あります。そういった商品を月に1回山県市社会福祉様へ提供し、食品を必要とされているご家庭にお届けいただきます。
開式にあたり、井上理事より「このたびは山県市社会福祉協議会様に協力いただき、支所の商品を活用できることになりとても感謝しています。」と挨拶しました。
今回の締結となったきっかけは、岐阜西支所で利用している組合員からの提案でした。
組合員の福井さんからは「貧困や生活苦は都市部の問題だと思っていたが、社協さんのフードバンクの取り組みを見学させていただいた際に、山県市にも同じように日々の生活に苦しんでおられる方が多くいらっしゃったことに驚きました。生協でも協力できることはないかと提案したことで今回の締結につながり、大変嬉しく思います。」とお話しされました。
その後、井上理事より社会福祉協議会会長の丹羽英之様へお米や飲料などの商品をお渡ししました。
丹羽様からは「今回、商品の提供をいただけることになり、大変ありがたいと感じております。提供いただいたものは適切な管理を行い、必要な人に届けさせていただきます。」
とお話しいただきました。
引渡し式後、懇談を行う中で、丹羽様や、山県市社会福祉協議会職員の梅田様、阿部様より「今年の5月からフードバンクの取り組みをスタートしました。現在は一人親家庭をはじめ生活に困難な方など、月に35件ほどの方にお渡ししています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、生活相談や貸付金の相談が増加しています。これからも相談や声かけを行い、お困り方への支援を行います。」とお話しいただきました。
コープぎふでは、地域の中で誰一人取り残されることなく、健康にイキイキと暮らせることを方針の一つとして、今後も山県市社会福祉協議会様の取り組みを応援します。