11月11日(月)、西濃支所で指定野菜の学習会を行いました。
最初にコープクラブ「とまと姫」が商品開発をした「岐阜県産トマトうらごしタイプ」のお知らせをしました。「とまと姫」は2004年から活動を開始して、今の「岐阜県産トマトうらごしタイプ」がデビューしたのは2013年です。去年はデビュー10周年を記念して、西濃支所エリアのステーションで組合員さんに試食をして頂きました。
「とまと姫」の活動について紹介をした後、コープぎふ商品活動推進部の松井さんよりブロッコリーが指定野菜に追加されることについてお話いただきました。
コープぎふとしての取り組みとして、利用することで持続可能な農業を支える為に生産者、生産者団体、行政などと連携して支えていきたい。新たに国産提携産地商品を広げていきたい。体験交流、産消提携(産直)とのつながりを持って、覚書・提携書を交わすことも始めた。と教えて頂きました。
そして私たちの素朴な疑問にも答えて頂きました。
・指定野菜にしてはトマトの値段が高くないですか?
今年のトマトは高かったというより、今も高い。その主な理由は、花が咲く実が付く時に高温によりトマトが自体を守るために実が付かなかった。付けなかった為、出荷量が減少したことによる影響。日本の中での施設栽培でトマトが最も多く栽培されているが、気候変動の影響で出荷量は減少。
・指定野菜にする消費者へのメリットは何ですか?実感できないです。
指定野菜は安定した生産を行なって欲しい、生産者をある意味保護する仕組み。市場相場基準が下回った場合に補給金が支払われる仕組みで、相場が高くなったら相場を下げる仕組みではない。
・西濃地域での指定野菜はどこで生産されていますか?
冬春きゅうり:JAにしみの 海津市
夏秋きゅうり:JAにしみの 海津市、養老町、輪之内町
たまねぎ :JAにしみの 大垣市、海津市、養老町
冬春トマト :JAにしみの 海津市、養老町、輪之内町
勉強会の後に冷凍ブロッコリーと生のブロッコリーをレンジで温めて食べ比べをしました。
その時に「岐阜県産トマトうらごしタイプ」の試食もしました。
準備をしている時にベジチェックもしました。
松井さんよりアドバイスも頂いて3月に東海コープ農産セットセンターに見学に行く予定です。
私たちの目で確かめてきます。