岐阜県関市洞戸地区の特産品である「ほらどキウイ」の生産拡大を目指した「ほらどキウイを未来につなごうプロジェクト(通称:ほらプロ)」に、コープぎふはパートナー企業として参加しています。昨年12月の植樹式では、JAめぐみのによるクラウドファンディングで購入した苗木を、コープぎふも一緒に植樹しました。
8月18日(木)、ほらどキウイプラザ(関市)にてJAめぐみのとの産地交流会を開催しました。コープぎふからは中濃支所 栗本支所長、中濃エリア委員3名、商品活動推進室の職員が参加しました。洞戸地区が県内唯一のキウイ産地になるまでの変遷や、新規就労者支援の取り組み、キウイの栽培から出荷までの様子などを学びました。
その後、キウイが栽培されている園地へ移動し作柄状況を教えていただきました。今年は春先の低温や開花時期(5月末)の長雨による花腐れ細菌病の発生もなく、今のところ順調に生育しています。また、近年は鹿による被害が多発していますが、今年は昨年よりも多い収穫量を見込んでいるそうです。11月頃の収穫を予定しており、今年度もコープぎふのお店や宅配での取り扱いを計画しています。地元で栽培されたキウイの味をぜひお楽しみに!
↑JAめぐみの 武藤様よりキウイ栽培の苦労話をお聞きしました
↑摘果作業が終わり、11月の収穫に向けて大切に育てられます
昨年植樹した高さ1mほどの苗木は2mを超えるほど大きくなっており、葉がつきツルも伸びて立派に育っていました。収穫まで約5年かかるため今後も成長を見守っていきます。
2021年12月に植樹した苗木
2022年8月の様子
キウイの選果場も見学させていただきました。収穫後はキウイについた汚れを落としサイズごとに選別して、エチレン処理(追熟促進)をしてから出荷されます。
私たちの手に届くまで多くの方々の努力があると知りました。意見交流会では「ほらどのキウイをもっと知ってもらいたい」「組合員さんと一緒に収穫体験やキウイを使った料理交流会がしたい」「動画で定期的に産地の様子を配信できるといいかも!」という声があがりました。
9月1日(キウイの日)から2回目となるクラウドファンディングがスタートします。地元の生産者、特産品を守るためコープぎふも取り組みを応援します!