東海コープ商品検査センターの松本さんに講師をお願いして、「生協の食の安全と品質管理の取組み」の学習を行ないました。参加は9名。
世の中の様々な食品安全に関する話を織り交ぜながらお話していただきました。
「東海コープ商品検査センター設立の背景」、「最近の食の安全に関わる話題」、「あふれる情報の読み解き方(中国製品、福島原発の影響、急性毒性物質、発ガン可能性物質、残留農薬など)」「生協の品質管理」について、お話を聞きました。それぞれ客観的に数値を使って解説してもらいました。そのおかげで「なんとなく不安・・・」という気持ちから、少し考え方が変わりました。
学習会の最初に「5味識別テスト」を行ないました。人が識別できるかどうかというレベルに薄めた甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の水溶液を自分の舌で識別するテストです。結果はお二人が全問正解でした。ちなみに一番識別しやすいのは酸味で、腐敗物を摂取しないようにするため敏感になっているとのことです。
<参加された方の感想>
・良い意味で想像していた内容と違いとても良かった。先生の話がとても面白く興味深く聞けた。何が良いか悪いかでなく、何に重きを置くかで自分の基準を決めようと思った。
・生協の食品安全に対する姿勢がすごく伝わってきました。リスクも覚悟です!というお話が心に残りました。もっとお話を聞きたかった。
・生協の商品が細かく検査され管理されているということに安心いたしました。学習会またありましたら参加させていただきます!
<スタッフとして参加したエリア委員さんは>
・これを食べると危険だ、がんのリスクを高める!などなど不安をあおるような世の中にあふれる食品に関する情報を、ちゃんと自分で読み解いて正しく理解することが大切であるということ。そのためには正しい知識が必要だと感じました。