組合員活動（活動レポート）

9月4日（水）、関市の社会福祉協議会から依頼をいただき、「ふれあい・いきいきサロン代表者連絡会」でダシと減塩の学習会を行いました。ふれあい・いきいきサロンのみなさんは、地域で高齢者が気軽に集まれる交流の場づくりをしており、食事の提供などもされています。今回は45名の方がご参加され、有限会社節辰商店さんご協力のもと、ダシを使った減塩をテーマにお話しました。

はじめに塩分と健康には密接な関係があること、日本人は塩分摂取過多の傾向にあること、減塩の大切さをお話しました。「減塩」と聞くと、味が薄い、食事が美味しくないというイメージがあるかもしれませんが、そこでダシの登場です！味噌汁の塩分濃度は一般的に約0.9％と言われていますが、今回は塩分濃度を0.6％に抑えた味噌汁を用意し、ダシ入り・ダシ無しをそれぞれ飲み比べていただきました。

「ダシ入りの味噌汁の方が美味しい！！」の声が圧倒的に多く、ダシを使うことで美味しく減塩できることを実感いただきました。

いちからダシをとることは時間も手間もかかり大変ですが、「COせいきょうだしパック」を使うととっても簡単にダシをとることができます。その他、かつお節の豆知識やこだわりなどを学習しました。

毎食気を遣いすぎると、料理の負担が大きくなったり食事が美味しくなくなってしまいます。「お昼にラーメンを食べたから、夜の冷奴はしょうゆを控えめにしよう」など、1日、1週間トータルで意識して、無理なく減塩を続けたいですね。

＜参加者の感想＞
・実際に試飲ができ興味深く勉強できました。減塩の大切さがより分かりました。
・もっと減塩に気をつけて食事を作りたいと思います。
・とても参考になりました。毎日の料理にダシを利用したいです。