岐阜県発達障害者支援センターの富田さんに講師をお願いして、発達障がいについて学びました。参加は18名。
福祉懇談会で学習した時に、「自分たちの地域でも、もっと多くの人に知ってもらいたい」と考え、各務原エリア委員会でも取り組むことになりました。
講師からは「発達障がいとは」「知的障がいとは」について説明があり、子どもだけでなく発達障がいのある大人の様子や「相談」の事例、「かかわりのポイント」のお話もいただきました。
まとめでは、「早期からの発達特性に合った関わりが重要であること」本人にとって大切なこととして「自分ができることとできないことを知っていること」「できないことは抱え込まずに誰かに上手にお願いできること」「誰かにやってもらえたら感謝すること」のお話がありました。
<参加された方の感想>
・自分のこと、自分の家族に置き換えてお聞きすることができ、ほめることを学んだような気がします。発達障がいという線引きのようなもの、色眼鏡で見ないよう理解していくことの必要性も感じました。これからの生活、周囲の人にも伝えていきたいと思います。不安な気持ちを持って子育てをしたりするより、このような場で学べる尊さも実感しました。より多くの方に聞いて欲しい学習会でした。
・発達障がいについてしりたくて来たのですが、最後の言葉かけや対処については、発達障がいでない子についても使えるもので、同じだと思いました。個性と普通と色々表現はあるけれど「その子」「その人」を見ないといけないのは、発達障がいのある人もない人もおなじだと思っていたのですが、障がいのある人はきちんとケアしていかないといけないと、とても感じました。発達障がいの特性や感覚について知ることができました。発達障がいのあるお子さんのみえる方が集まっておしゃべりできるものや、アレルギーのある子のための生協の商品を使った幼児食の教室の企画があると良い。
今回の学習会は講師の方の豊富な経験と知識により、参加者にとても分かりやすい、参加者が知りたいことが学べた内容でした。
講師の富田さんは、「コープぎふがこのような場を持っておられるのは素晴らしいことですね。ご要請いただければいろんな所でお話をしたいです。」とおっしゃっていました。
学ぶことで正しい知識を持って、発達障がいを持つ人と接していきたいと思います。