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組合員活動(活動レポート)

講演「食卓から見える 気候と食の変化」を開催しました。(11月1日 えこちゃんくらぶ)

【2018.11.21 更新】

e-plus生涯学習研究所の小林由紀子さんに講師をお願いして、環境と食について学びました。参加は16名。小さな子どもさんを連れたお母さんも参加してくださいました。

最初にたこ焼きを食べながら、フードマイレージについてのお話がありました。タコはどこから日本に来ているでしょうか?タコの水揚げ量が多いのはアフリカ大陸の西側です。そこからたくさんのエネルギーを使って日本に運ばれてきます。では、小麦は・・・?、ネギは・・・?、青海苔は・・・?普段何気なく食べているものも、私たちが口にするまでには多くの人の労力やいろんなエネルギーが使われています。また、幕の内弁当の具材を見てみると、ほとんどが輸入食材でした。
フードマイレージを初めて学んだ時は、「フードマイレージは食品輸送量X輸送距離」「食べ物にも多くのエネルギーが使われています。環境にやさしい、近くの食材を意識して食べましょう。」と言われていました。でも食料自給率の問題もあり食料を輸入に頼る日本では、単純な話ではないようです。小林さんは「遠方から運ばれていることを意識して、捨てることなく大切に食べましょう。」と言われていました。

あわせて「エコロジカルフットプリント(人間一人が持続可能な生活を送るのに必要な生産可能な土地面積:世界中の人が日本人と同じ生活をしたら地球が2.4個必要)」「カーボンフットプリント(商品やサービスの原料調達から廃棄までのライフサイクル内のCO2排出量)」「バーチャルウォーター(食材のある量を生産するために必要な水資源量:たとえば牛肉100g生産するためには2,000Lの水を使う)」の説明がありました。
今の日本に住む私たちは、環境に対してとても大きな負荷をかけています。

そして、「今世紀末の気温予測」「温暖化で何が起きるか:農作物への影響など」「日本でのフードロス」「私たちができることとしての省エネ・節電」について学びました。

<参加された方の感想>
・以前聞いた時より状況は変わってきていることを知り、やっぱりと思うことと、フードマイレージの考え方も変わってきてて、子どもたちに話す時もそれにあわせて話したいと思いました。私たちにできる事をボチボチやっていこう。と受け止めましたが、いろいろ知っていることは大切だと思います。
・フードマイレージの現状を知り、これから子どもたちにどのように伝えていくと良いか確認が出来て良かったです。未来の地球を守ってくれる子どもたちに地球とうまく付き合っていけるように応援していきたいと思います。先生もおっしゃっていましたが、ガチガチにエコに取り組まず、ゆるく、私なりに続けられるエコをしていけたらいいと思いました。
・環境について考えるには良い機会でした。今年の夏は暑く、熱中症で亡くなる方がみえたので、温暖化は重要な問題だと思います。生協の商品は賞味期限が長いものもあり、ストックしておくにはとても良いと思っています。防災とあわせて生協商品の活用を広めていけば良いのにと思います。

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