毎年恒例となっている第6回 海人との料理&学習交流会を開催しました。海人は、“うみんちゅ”と呼ばれ 一般的に漁師さんのことを言い、沖縄や伊豆地方で昔から使われている言葉です。今年は、もずくの産地である沖縄の恩納村漁協さんから生産者4名、もずくを加工してもらっている井ゲタ竹内さん3名にお越しいただき、岐阜西エリアの富有柿の里 富有柿センターにて総勢32名で開催しました。
始めに井ゲタ竹内さんより、もずくについての活動内容と取り組みについて教えていただきました。生協とのこれまでの関わり、生協と井ゲタ竹内さんがともに歩いてきた歴史を説明されました。
次に、もずく養殖事業の状況や、生産者との関係、糸もずくの品質、美しいサンゴ・新鮮な美味しいもずくを守るために取り組んでいる活動の内容などお話しいただきました。
もずくのごみを仕分けする作業を体験…見えない これはとても大変な作業と実感しました。
ベテランの主婦たちは、あっという間に調理されます。次々に出来上がり、並べられていきます。とっても美味しそう~。
今回の流れとしては、もずくとサンゴとの関わりを教えていただく学習交流、海人と一緒にもずく料理実習、もずく料理を囲んで昼食タイムの三部構成となっています。今回は4品を調理し、他に海ぶどうと味付け糸もずくあわせて6品をいただきました。
参加いただいた皆さんで、今日学んだことを、家で作ったり、ご友人へ伝えたりして、多くの方に広げていければと思います。今後も、恩納村の方たちと一緒に、美味しいもずくと美しいサンゴ、豊かな自然環境を守っていきましょう。
<今回,下記2種類ともずくの天ぷら、もずくのお味噌汁を調理 >
もずくと筍の酢っきり混ぜご飯
もずくと豚バラ白菜のすっきり煮
【参加いただいた方の感想より】
・生産者さんの話を聞く事が出来て今まで知らなかった事を知れて良かったです。もずくがサンゴにつながっていて、それを購入する事で、貢献しているなんて、つながっていてうれしいです。同じグループの方とも「生協」というつながりで、初対面でも楽しく料理できました。本当に、生協で私はひろがっています。
・もずくに火をとおすという考えがあまりなく、そのまま食べるだけでした。今日色々教えていただいて、こんなに料理に使えるんだと勉強になりました。自分でも何か考えてみようかしら…。とても楽しく料理でき、そしてもずく・サンゴの事も勉強できて参加して良かったです。
・作っている方のもずくに対する思い(想い)が伝わり、とても貴重な体験でした。やっぱり直接話すことが出来るのはコープならではですよね。これから今まで以上に、もずくを食したいと思います。ありがとうございました。