河川環境楽園に10家族14名の子どもたちが集まって、水の生き物調べを行ないました。まず、じゃぶじゃぶの河原で生き物探しです。子どもたちはそれぞれがタモと入れ物を持って、石や岸近くの草の下の生き物を探します。
水の中にタモを入れるだけでは、生き物は見つかりません。川の中の石をめくると、裏側に小さな生き物が・・・。岸の近くの草の根元をタモで探ると、小さなエビが・・・。そうっとタモですくって容器に移します。
見つけた生き物は、水辺共生館へ持ち帰って名前を調べました。貸していただいた生き物の写真を見ながら名前を探しますが、分からない時は岩井さんにお聞きします。岩井さんは名前だけでなく、その生き物の特徴も教えてくれます。名前が分かったら水質別の生き物一覧表をチェックして、生き物の多さをもとにどんな水質なのかを調べました。
次は水の実験です。10円玉にスポイドで水滴を乗せていきます。ドンドン乗せていくと半球状のドームができました。そして今度は針金を使った実験です。アメンボのように4本の足を作り、その先をくるくると渦状にして水の上に置くと、不思議なことに水面で浮かびました。
表面張力の実験ですね。すごい!
<参加された方の感想>
・水の生き物を捕まえるという子どもが飛びつきそうな内容を切り口に、水質をきれいに保つことや水の大切さ、理科の実験のようなことまで内容盛りだくさんで充実した時間を過ごせました。
・虫を捕るだけでなく観察・講義もあり、興味をもてる実験もあり良かったです。自然の中で遊ぶということを親も学べてとても良かったです。
・川にはいってたのしかった。(作った)アメンボはうかなかったけどたのしかったよ。虫をいっぱいみつけられたよ。虫のことがくわしくわかったよ。
・川の中に多くの生き物が生きていると知って勉強になりました。水を大事に使って、きれいなままの川を保っていきたいと思いました。