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組合員活動(活動レポート)

「シデコブシの観察と学習を行ないました。」(4月6日 えこちゃんくらぶ)

【2018.04.11 更新】

中津川市にあるシデコブシの群生地で観察と学習会をしました。恐竜の生きていた時代にともに存在していたシデコブシは古代植物といわれる貴重な植物です。現在では自生地も少なくなり、東濃地方を中心にわずかに残るのみとなっています。訪れたのは岩屋堂と深沢の群生地です。岩屋堂は池の近くにあり130株のシデコブシが自生しています。深沢は沢に沿って169株のシデコブシが自生していました。

岩屋堂の自生地

岩屋堂の自生地

深沢の自生地

深沢の自生地

シデコブシは、場所によっても木々の個体によっても花の色や形、大きさが異なっていました。時間の経つのも忘れて、花に見入ってしまいました。

同じ深沢の地域でも、他の植物により陽があたらない場所では生育の良くないシデコブシも多く見られました。本来シデコブシの自生地は日当たりの良い湧水湿地であり他の植物が生育しづらい環境にありました。ところが人による造成などが原因で湿地が変化し他の植物が入り込むことで日当たりが悪くなり、シデコブシの生育の妨げになっています。中津川シデコブシの会の皆さんはそういった環境を改善しようと、除伐作業などを行いシデコブシを守る活動をされています。(このまま放置すれば、何百万年も存在してきたシデコブシは残り100年ほどで絶滅する可能性もあると言われています。)

<参加された方の感想>
・一本ずつ花の大きさや形が違っていた。山ツツジとショウジョウバカマとシデコブシが同じ時期に咲いていて、季節がおかしい感じがした。
・群生しているところと道の横にポツンと生えているところがあった。これから気をつけてみてみたい。湿地と湧水ということでは、中津川ではシデコブシ。西濃ではハリヨがいる。(いずれもその地域の特有生物で絶滅危惧種。)

岩屋堂に置いてある見学者の感想ノートには「恵那から来ました。初めてシデコブシのことを知りました。ここに来て良かったです。」と書いてありました。地元の方でもご存知ない方がたくさんみえます。できるだけ多くの人にシデコブシのことを伝えて、「わたしのできること」を実践していきたいです。

シデコブシのパンフレットは、こちら