コープぎふ介護事業部の嶋崎さんに講師をお願いして、17名の参加で「認知症」と「サポート」について学びました。
この取組みはコープぎふ男子会が主催し、オープン企画として地域の組合員さんにも参加の呼びかけをしました。
参加された方の動機は、「一度も認知症について学んだことが無かったから」「自分の家族もそろそろ心配になったので」「自分の今までの認知症の方への対応は良かったのか確認したい」など、様々です。
嶋崎さんからは、テキストを基に「認知症とは」「認知症の原因」「症状」「対応(心得と具体的なポイント)」の説明がありました。いきなり「どう対応しようか」ではなく、順を追って学ぶと分かりやすいですね。
参加された方には、認知症サポーターのしるしであるオレンジリングが渡されました。このオレンジリングが多くの人により認知され、みんなが身につけているようになると、認知症の人も周りの人もくらし易くなりますね。
<参加された方の感想>
・分かりやすい内容で、頭に入りやすかったです。認知症の人に対して特別な目で見るのでなく、さりげなくサポートできる人が増えると、一人暮らしする人も安心できるんだろうと思います。定期的に、このような講座があるといいと思いますし、相談したい時に連絡できるところがあると嬉しいです。
・見たVTRに出てきたコンビニでの例がありましたが、普段からお客様に接していた方法が、認知症の方々にも急がせなかったり、自尊心を傷つけない方法につながっていたことを知り、良かったです。高齢の方は個人差もありますが、外出の機会も減ってしまうと聞いたので、お声をかけるのも続けたいと思います。
・認知症について学習したのは今回が初めてです。こういう学習が社会全体で取り組まれていることも知れて良かったです。歳をとった者だけでなく、子どもの頃から認知症について学び、社会全体で取り組む問題としていくようになるといいですね。