本文へ

組合員活動(活動レポート)

「川の生き物からわかる、岐阜県の自然環境」(講演)と「地域の自然自慢の交流」を行ないました。(7月19日 環境懇談会)

【2017.08.18 更新】

各務原支所会議室で、フォトエコロジストの新村安雄さんにお願いして「川の生き物と岐阜県の自然」についてお話をしていただきました。
参加は21名。下呂、恵那、多治見、各務原、関、岐阜、大垣など県内各地からの参加です。

講師の新村安雄さんから、「鮎やサツキマスの生態と長良川の関係」や「川の無い岐阜県にとって、川は海である」「長良川は泳ぐことのできる貴重な川です。川に行って、川を好きになってください。好きになることで川を大切に思えるようになる」というお話がありました。

講演の後に、参加者の住む身近な地域の自然自慢を報告しあいました。各務原の自然を活用した公園や大垣のハリヨ、可児の安らぎの森・御嵩の鬼岩公園、本巣からは小水力発電と薄墨桜、中津川のシデコブシを守る活動、下呂金山からはほたる石の紹介とホタルを守る活動など、たくさんの地域の自然自慢が報告されました。新村安雄さんからは、「次の世代に伝えたいので、家族みんなが楽しんで取り組めると良い。自分の近くで自然の宝物を見つけたら、楽しく守っていきましょう。」とコメントをいただきました。

地域の環境に関わる活動の交流では、川の生き物調べの取組み、直流(DC)モーターを使った扇風機の紹介、地域のつどいでのUVストラップ作り、里山でのピザつくり、再生紙を使ったミニカゴ作りなどの報告がありました。講師の方も参加者と同じテーブルで、本日の講演の話や地域の環境の取り組みについておしゃべりをされていました。

<参加者の感想>
・ミズガキとカワガキのお話が印象的でした。小学4年生の息子は、まさにミズガキです。本来の子どもの姿、危険だからと手出し口出しするのでなく、自分で危険を感じて判断する力を養っていって欲しいです。各地の環境自慢もとても楽しかったです。岐阜県にもいろいろな素敵な場所があることを知りました。ありがとうございました。
・今日の新村さんの講演を聞いて、自分の身近な環境について思い出させていただきました。子どもの頃、川は生活の一部で、遊ぶ時、学ぶ時、いつも近くにあったなと、懐かしく思い返しました。新村さんの「岐阜にとって川は海である」という言葉を深く感じ取りました。
・川の魚だと思っていた鮎が、海へ行っていることを知り、本当に川と海はつながっているんだと思いました。というより、全体を考えていかないといけないんだと思いました。森を育てるために、森に入り、様々なことを整えていく。川も育てるために川に入ること大切である。その川へ入る、川あそびが減っているのは残念だと思います。人間よりよく住むための開発が今となっては、人間のためではなくなってきているように思います。その時、良ければというのは先のこと考えるとどうなのかと思いました。
環境懇談会は、どなたでもご参加いただけます。環境についてみんなと交流したいという方、ぜひコープぎふくらしの活動部までお教えください。

HOME > 参加・イベント > イベント・料理交流会・学習会 > 「川の生き物からわかる、岐阜県の自然環境」(講演)と「地域の自然自慢の交流」を行ないました。(7月19日 環境懇談会)

生活協同組合コープぎふ

〒509-0197
岐阜県各務原市鵜沼各務原町 1丁目4番地の1
電話:058-370-6888
組合員・加入窓口:0120-706-887(コープベル)
電話注文センター:0120-502-017
©CO-OP GIFU. ALL rights reserved.
掲載の記事・写真などの無断転載を禁止します。
TOPへ