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組合員活動(活動レポート)

岐阜空襲 戦跡巡りを開催しました 1月23日

【2024.01.30 更新】

1945年7月9日岐阜市はB29による空襲を受けました。
岐阜市には、その空襲の傷跡がのこっています。
今回こーぷぎふは、いぶき福祉会さんと一緒に「岐阜空襲 戦跡巡り」をおこないました。「平和資料室友の会」の魚次さんと井平さんご協力のもと、総勢11名で美江寺公園周辺の4か所を巡りました。

美江寺公園を出発し、まず始めに美江寺公園内にある大きなイチョウの木についてお話を聞きました。
イチョウの木は、幹の北側にまわると中が大きくえぐれており、空襲の火のすさまじさが想像できます。

次に美江寺観音と本願寺岐阜別院へ行きました。
美江寺観音では、空襲ではがれ、亀裂が入っている石灯篭が残っていました。美江寺の本堂や仁王門は空襲で焼け落ちてしまったそうです。

本願寺岐阜別院では、住職の方がご説明してくださいました。
本願寺岐阜別院は、空襲の際に焼夷弾が近くに落ちて、必死の消火活動をしましたが、本堂などに延焼してしまったそうです。焼けずに残った忠魂堂は、八角堂として戦災で亡くなられた方を弔っています。

岐阜市のお寺では、7月9日に平和の鐘をついて亡くなった方を弔い、平和を祈っています。

最後に、元明徳小学校に向かいました。
当時の明徳小学校は、空襲により焼失してしまいました。
学校脇には樹齢290年のシナサワグルミの木があり、幹のウロになっているのところは、空襲の猛火で焼かれた跡です。



<参加者の感想>
・岐阜空襲のことは平和資料室の見学や、戦争体験聞き書き集のお話などで見聞きしたことはありましたが、実際に戦争の爪あとを見たのは初めてでした。広島や長崎だけではなく私たちの暮らす岐阜でも大きな被害や犠牲があったのだということを感じた体験でした。魚次さんから色々なお話を聞くことができてとても貴重な体験となりました。

・空襲により焼け野原になった街に残ったイチョウや灯籠など、その姿が戦争というものの悲惨さを語ってくれていました。話で聞くだけの戦争がここで本当にあったんだなと実感する事が出来ました。岐阜空襲であったことや、背景などわかりやすく説明していただけて、とても良く分かりました。ありがとうございました。

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